福島県会津若松市でタウンミーティングを実施しました。
このタウンミーティングは会津若松市主催の公共施設マネジメントの一環で、
全9回に渡って行われるもので、ワークショップの部分は2/9が最終でした。
市の財政が厳しくなる中で公共施設の維持管理が難しくなってきている中で市民として施設をどうして行きたいのかという方向性を探るためにはどうしたらいいか?
タウンミーティングの開催や趣旨を会津若松市から聞き、下手をすれば
自治体VS市民の構図になりかねない合意形成をどのように進めて行くかから一緒に
考えてきました。
半年ほどかけて
1.自治体職員向けファシリテーション研修
2.市民ファシリテータ養成
3.市民グラフィックレコーダー養成
4.タウンミーティングワークショップ内容作成
5.ワークショップ内でのグラフィックレコーディング
6.ワークショップ進行
7.ワークショップ内でのテーブルファシリテーター
を行なってきました。
テーブルファシリテーターやグラフィックレコーダーに長岡造形大学の生徒さんも
加わっていただきました。
市民ファシリテーター研修
市民グラフィックレコーディング研修
自治体職員むけグラフィックレコーディング講座
自治体職員向けファシリテーション講座
タウンミーティング
タウンミーティングの実施はエリアごとに分かれて開催し、
[全体キックオフ]<北エリア2回><南エリア2回><中央エリア3回>の3つに分かれ開催されました。
エリアごとに連続したワークショップになっており、その中で
「地域の資源と課題を見つけること」「地域としてどういう未来がいいのか、悪いのか」
「その未来になるために何をしたらいいのか」
を洗い出して行きました。参加者はそれぞれ毎回が変わるので、毎回グラフィックレコーディングを使って振り返りやグラウンドルールの作成を行い初参加の人でも置いてきぼりにならないように工夫してます。
[全体キックオフ]
タウンミーティングがエリアごとに開催される前に、全体キックオフを開催しタウンミーティングの概要を掴んでもらうこと
全体の意見としての合意形成を行いました。
<北エリア>
<南エリア>
<中央エリア>
2/9のタウンミーティングでは中央エリアの3回目となり
今までのアイデアを実行する方法と誰がやるかを考えるワークとなっています。
また、前橋工科大学の堤教授もワークに参加し、参加者にアドバイスをくれました。
また、会場では他のエリアでの話も見れるように今までの
参加者同士でも情報を共有できるようグラレコを掲示しました。
2020年5月には一連のタウンミーティングの報告会が会津若松市で行われます。