2019年11月16日
神戸市にて内閣官房主催の国土強靭化ワークショップが開催され、市川電産ではその中でグラフィックレコーディングを行いました。
今回の国土強靭化ワークショップでは
「災害経験を継承し、しなやかなつながりを作ろう!!」をテーマに
兵庫県立大学院減災復興政策研究科の坂本真由美さんが講演とワークの進行を行いました。
坂本さんからは行政から避難情報が出た際の警戒レベルと避難行動についてや、
避難所に行く避難と、安全な場所に移る避難を使い分けることの必要性、
避難行動を起こしてもらうには実際の体験や伝承が一番効果がある事をお話されました。
ただ、肢体不自由な方は避難所へ避難することも難しく、また実際に避難をしても
環境や状況への対応が難しく避難したがらない人も多いため、福祉避難所の開設が求められるとの事でした。
お話の後には「防災カード福祉避難所SG体験」というカードワークショップを避難所の開設者として、それぞれの役割を遂行しながら次々と避難してくる様々な人をどう対応していくかという体験型のワークショップを行いました。
参加者からはワークを通じて、悩んだ点や日頃から取り組む内容を考え、
生活に必要な薬や医療備品を備えておく事や、医療関係者との災害時の連携を図るなどの意見が発表されました。